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春の女神
2011/05/17(Tue)
先日、お仕事で国の天然記念物の黒岩山に行ってきました

そこは、飯山市の市蝶でもあるギフチョウとヒメギフチョウの棲息地
日本では、ギフチョウは主に西日本、ヒメギフチョウは東日本に生息しているので
この2つの蝶が同じ場所で見られることはとっても貴重なことなのだそうです。
黒岩山はちょうどその境界…ということは、
チョウも魅力を感じる秘密がこの山には隠されているのでしょうね

しかし、人の手入れが行き届かなくなり雑木や倒木などの山の荒廃が原因で
近年は蝶の食草であるカンアオイとウスバサイシンが減少したり、
およそ40年前に天然記念物に指定されて名が知られるようになってから
蝶マニアなど色々な人が山に入って無謀に蝶を採集してしまう…。
という、悲しい現実もあるようで、残念なことにそれは今も続いているのだとか…
天然記念物に指定された場合、動植物は持ち帰ってはいけないという決まりがあるって
意外と知られていないことかも知れませんね。

ギフチョウやヒメギフチョウは、手つかずの原生林ではなく、
適度に下草が保たれる日の当たりやすい里山に多く生息するので
そのために落葉広葉樹林の草刈りや枝打ち、落ち葉払いなどを行って、
蝶が棲みやすい生息環境を維持しなければなりません。

そこで、蝶を救うための活動をしようと立ち上がったのが地元の方々でした。
天然記念物黒岩山保存協議会の皆さんが草刈りや食草の栽培、植栽などをして
黒岩山一帯の森の自然環境を守っているのです。


今日は、この会と外様公民館が主催する蝶とカタクリの花の観察会に同行させていただきました
春、ギフチョウとヒメギフチョウはカタクリやスミレの蜜を求めて集まってきます
一歩森へ入るとそこはカタクリの花の群生が広がっていました。

目にも鮮やかな可憐な紫色の花たち。
本当に美しかったなぁ~。
うんうん


そして、そしてギフチョウにも何頭か逢うことができました。
ヒラヒラっと華麗に…いや、意外とすばしっこい動きで
参加された皆さんはカメラのシャッターを押すのに必死の様子でした(笑)
しかも、食草のカンアオイとウスバサイシンの葉の裏から
産卵したてのギフチョウの卵も発見できたのです。
これは、感動でした

私も仕事に夢中で写真を撮ることを忘れてしまいました
写真がないので文章だけの報告でつまらなくてすみません

でも、肉眼でちゃんと見て私の脳裏には記憶としてしっかり収まっています。
「春の女神」とも呼ばれるだけあって何だか森の妖精に出逢えた気分でしたよ

飯山の方は、今週放送されているiネット飯山の「ホットほっとニュース」をぜひご覧くださいね。




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